傷やケガが治るときに、どうして治るか考えた事がありますでしょうか?
実は、血液中の血小板には組織修復(自然治癒力)を促進する様々な成長因子、サイトカインなどの分子が多く含まれており、これらの分子が周囲の細胞に働きかけ、損傷した組織の修復(自然治癒力)が促進され、「早期治癒」や「痛みを軽減」させる効果が期待できると言われています。
スポーツ医学では肘や膝、靭帯損傷・骨折などの治癒を高める目的で行われている治療法です。
従来、テニス肘、ゴルフ肘、ジャンパー膝などの膝の膝蓋腱炎、アキレス腱炎には、ステロイド剤を注射していました。
靭帯損傷や骨折では、固定して時間を待つしかありませんでした。しかし、近年の医学研究の発達に伴い、ステロイド剤を全く使用しない、新しい安全な治療法が開発されました。
それが、自己多血小板血漿(PRP)注入療法です。
ひざの変形・痛みは、PRP療法との相性が良いと言われています。
変形性関節症※では、変形の進行に伴い、軟骨がすり減ったり、半月板が傷んだり、炎症が起きてひざに水がたまったりします。
PRP療法は、こうした組織の修復を促したり、関節の炎症を抑制したりする効果が期待できます。
これまでは、変形性関節症の方に対する薬物療法としては、痛み止めの内服やヒアルロン酸の注射などを行ってきましたが、こうした既存の治療が無効であった方でも、PRPを関節に注射することにより痛みの取れた方が多くいらっしゃいます。
※変形性膝関節症に対するPRPの量は、国内外の文献で2cc以上10cc以下の範囲で行われており、dose dependent(量が増えると効果が高まる)ことが報告されています。そのため、当院では、最低量が2ccで最大7ccまで症状に応じて増やすようにしています。注射の量に関しては、初回診察時にドクターとご相談下さい。
※変形性膝関節症に対するPRPの量は、国内外の文献で2cc以上10cc以下の範囲で行われており、dose dependent(量が増えると効果が高まる)ことが報告されています。そのため、当院では、最低量が2ccで最大7ccまで症状に応じて増やすようにしています。注射の量に関しては、初回診察時にドクターとご相談下さい。
まず、診察・検査結果でPRP注射可能・適応ありと医師が判断した上で治療が可能となります。
診察時に医師と適切な量や時期を相談し、PRP治療の計画を立てます。その計画を元に、次回以降のご予約をお取りいただく流れとなります。
一連の診察は整形外科専門医が行います。
※各種検査(X線・MRI検査)が必要となります。
※本治療は全て保険外治療となっております。
ご希望の方はアイチケットで『ブレインメディカルクリニック博多』の『整形外科(西頭・田中)』『PRP』からご都合の良い時間帯をご予約お願い致します。『博多メディカルクリニック』に通院中の患者様は担当医とご相談ください。
お電話でのご予約も承っております。
患者様から、通常の採血検査で採血する量とほぼ同量の約15mlの血液を採血させて頂きます。特殊な精製キットを使用して、血液中にある血小板のみを精製し、血小板濃度を通常の血液の約3~7倍に高く濃縮した、自己多血小板血漿 (PRP) を作製し、これを患部に注射します。
すでにご説明した通り、採血前まで患者様の体に流れていた、本来は傷を治す働きのある血小板を精製して少量注入するだけですので、肝炎などのウイルス感染の危険性やアレルギー反応を起こす心配もなく安全と言えます。さらに、PRP療法は、再生医療法が適用されますので、安全性は担保されていると言えます。
注射当日
1時間程度の患部を安静にしていただきます。また帰宅後は激しいトレーニングやマッサージ、禁酒禁煙をお願いしております。
翌日〜1週間
注射後3~4日は細胞の活発な代謝が行われますので腫れやかゆみ、赤みや軽い痛みなどがありますが、その後自然に消失して行きます。
2週間~4週間後
2週間後に診察を行い、経過をチェックします。腱炎や腱付着部炎等の場合、一度で治る方もいますが、痛みが軽くはなったがまだ残っている、と言う場合にはご希望に応じて同様な処置を2~3回程度繰り返すのが一般的です。
部位 | PRP | 初診料 | 再診料 | MRI検査 |
---|---|---|---|---|
靭帯・腱 | 44,000円 | 3,300円 | 2,200円 | 22,000円 |
膝関節(片膝) | 88,000円 | 3,300円 | 2,200円 | 22,000円 |
膝関節(両膝) | 150,000円 | 33,00円 | 2,200円 | 33,000円 |
・全て税込みの価格となっております。
・MRI検査は予約が必要です。
・診察時間は約30分以内となります。
※当院は、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」において求められる「再生医療等提供計画」に関する届出を吸収厚生局に提出・受理されております(第2,3種 計画番号:P87240028,PC7240028)。これにより、細胞培養加工物(PRP)の筋肉・腱・靭帯・皮膚・膝関節への投与が可能になっております。